【新機能追加】Orbit オービット (旧Scout)大幅アップグレード

メディア

皆様に喜ばれる新機能が追加されました!

ダウンタイムを減らすためには、機械設備の故障の原因につながる異常を早期に検出して修理や対策を施す必要があります。また、AIを活用した施設では、推測を排除するために一貫した信頼性の高いデータを高頻度で収集する必要があります。
Spot®は施設内を自動走行し、熱、音響、視覚センサーを備えた任務を実行し、機器の健康状態に関するデータを収集します。このような任務を実行するため、今回、Orbit(旧Scout)の大幅アップグレードにより新機能が追加されました。

新しいソフトウェア:Orbit(旧名:Scout)-データ収集および分析ツール  

  • ・サイトマップのインターフェース:
    施設をトップダウンビューで俯瞰し、ロボットの現在位置や検査の進捗状況をリアルタイムで確認できます。
  • ・Spot®が異常を検出した場合、サイトマップ上にその場所が示され、関係者にアラートが送信されます。
  • ・アラートには、アセットの健康状態とロボットのパフォーマンスに関する情報が含まれます。
  • ・アラートの通知レベル(深刻さ、重要度)によって、異なるチームメンバーへの通知設定が可能です。
  • ・自動走行ミッションの編集とスケジュール設定ができます。
  • ・作業オーダーが設定可能なAPIを提供します。
  • ・インストールのオプションとして、オンプレミスとクラウドのいずれかを選択できます。
  • (※クラウドサービスは、日本ではまだ利用できません)

Spot®の操作性向上と機能改良  

  • ・手動操作でSpot®の姿勢を変更する際に、操作タブレット(ジョイスティック)から手を放してもロボットがその姿勢を保持します。
  • ・従来のTouch to go機能による誤操作を防ぐため、ホットキーを採用しました。
  • ・動く物体と衝突する可能性があると判断した場合、ライトや音で反応しながら衝突を防止します。
  • ・階段昇降の前に階段のクリアランスをチェックし、Spot®の視界内に人がいる場合は階段を進まないようにします。

メンテナンス性

・今後、自国内で交換可能なパーツを増やしていきます。

アップグレード方法

・2024年2月14日以降、Boston Dynamics Support Page よりダウンロードが可能です。

公式Youtube

Boston Dynamics の公式Youtubeで紹介しています。
タイトルとURLをコピーしました