「人と地域の幸せを追求」東北エンタープライズ藁谷嘉知が明学で講演!
「経営学特講(明学卒業生たちのリーダーシップ)2025」
2025年11月11日、明治学院大学 経済学部「経営学特講(明学卒業生たちのリーダーシップ)」において、東北エンタープライズ 専務取締役・営業部長の藁谷 嘉知がゲスト講演いたしました。
※講演の詳細は、明治学院大学 経済学部のウェブサイトでもご覧いただけます。
経営学特講(明学卒業生たちのリーダーシップ)2025 講演報告No.4 | 明治学院大学経済学部
【ゲスト講演者】 株式会社東北エンタープライズ 専務取締役 営業部長 藁谷 嘉知 様 (1998年法学部
講演では、当社の企業理念である
「当社に関わる人々、及び企業の幸せを追求し、地域との共生と発展に貢献する」
の考え方を紹介するとともに、福島第一原子力発電所事故を契機とした危険現場でのロボット活用の重要性について詳しく解説いたしました。
福島第一原発事故の現状
2011年3月11日の事故以降、1~3号機の損壊により核物質の除去作業が続いています。これまでに回収できた核物質は1 gにも満たず、残りは約80トン。50年規模の長期戦になる見込みです。現場の線量が高く人が近づけないため、ロボット技術の活用が不可欠であることをご説明いたしました。
四足歩行ロボット「Spot」の実演
講演では、当社が取り扱う四足歩行ロボット「Spot」(開発:Boston Dynamics社)を紹介。福島県いわき市の本社に設置されたロボットを講義会場からリアルタイムで操作する実演も行われ、遠隔操作・自動巡回・障害物回避・安全状況のライト表示などの機能を示しました。「距離に関係なくロボットを動かせる」「人の代わりに危険ゾーンで活動できる」技術の重要性を強調しました。
企業活動における「ストーリー」の重要性
さらに、自身のキャリアを振り返りつつ「ストーリーを大切にする」というメッセージを発信。「誰の幸せを追求するのか」という問いを企業活動の根幹と位置付け、技術だけでなく、企業や地域、人を幸せにする視点が継続的な挑戦につながると述べました。

